2021年度学校評価

<実施時期>

2022年3月10日前後

<実施方法>

内部 教職員、学生ともアンケート(項目別5段階評価と自由記述)
外部 えびす日本語教師養成研究センターコーディネーター大倉瑠美氏 (聞 き取り)

<内部結果>

1、教職員には評価大項目10、小項目39項目について5段階で評価を求めた。 その結果概ね5もしくは4の評価であったが、次の項目については3又は2の 評価が多く、課題として浮き彫りになった。

①防災についての取り組み・・・新型コロナに対する注意喚起等の取り組 みはあったものの、火災や地震に対する防災学習は確かに不十分であ った。

②進路指導の取り組み・・・進路指導は経験による積み重ねが必要である。 進路選択が複雑化する中で、対応に課題が残った。

③学費支弁者との連携・・・母国の家族(学費支弁者)との連携を図るこ とで、教育効果が上がるとの考えを実践に移すはずが実施できなかった。 新年度は実施したい。

④社会活動(ボランティア等)・・・やはりコロナの影響もあり、実施で きなかった。新年度に企画する必要がある。

2、学生に対しては「学習環境」「授業」「担任」「進路指導」「事務対応」「学校行事」「その他」の各項目でやはり5段階で評価を求めた。授業は平均4.5レベルで、事務スタッフの学生相談機能に高評価を与える学生も多かった。一方、次の項目で5や4以外の評価があった。

①学校行事・・・社会活動も含めて少ないという声があった。実際新型コロナ蔓延のため、企画しづらい面があったが、工夫の余地が全くなかったのか、今後も状況が続することを考えた時、考える必要がある。

②学習環境・・・図書室の書籍が少ないとの意見があった。その通りで、 今後増やす努力をしたい。

<外部結果>

評価委員の見解は以下の通り。
えびす日本語学校の授業目標である(HPにも記載)「4技能をバランスよく 習得する」「コミュニケーション能力を身につける」「JLPT・EJU 高得点・合格 」についてどの程度達成できたのかという点から評価を行った。

①「4技能をバランスよく習得する」・・・コミュニケーション「対話力」 を重視する教科書を使用している。対話力については身についたかもし れないが、学生の進路や就職に必要なテストで点数をとれるようなカリ キュラム構成ではないので、改善が必要である。

②「コミュニケーション能力を身につける」・・・プレゼンテーション大 会が開催され、学生1人1人が原稿を仕上げ、 暗記し、大会に臨んでいた。このような企画をし、実行していくことは 学生のモチベーションをあげることにもなり、とてもいい企画であった。

③「JLPT・EJU 高得点・合格」・・・JLPT N2の合格率は高かった。N1 についてはもう一歩の学生が多いように思う。EJUに関しては、学部進学希望者が多い中、もう少しカリキュラム内で対応するべきだった。外部のテストの分析をもう少し丁寧に行い、次年度のカリキュラムに活かしてほしい。

   ※進学指導に関しては、1人1人の進路先を調べ、学生にあった進路先を 薦めると同時に、面接指導なども学校別に対策を講じる必要がある。今 後は、学部進学のみならず、大学院や就職など進路先は多岐に渡るので 学生がどの進路先を選んだとしても指導ができるような体制を整える 必要がある。コロナ禍で、オンライン授業が中心となり、在学生も少な い中での授業計画・授業実施は難しかったと思うが、そのときどきで工 夫をし、学生をしっかり進路先に導くことができた。今後も、臨機応変 に対応しながら授業計画をしていただきたい。

                           以上


2021年度課程修了者総数  28名(帰国・退学者を含む)
内 大学院進学者     1名
大学進学者      5名
専門学校進学者    10名
在留資格変更者     7名(※申請中を含む)
上記以外で「日本語教育参照枠N2レベル以上を取得した者」 5名